オックスフォード通信(197)Poster Presentation

学部全体でのポスターセッションに参加してきました

これはいい機会と私もH先生との共同研究のここまでの成果をポスターにまとめて発表させていただきました。5:00-6:00がポスターセッション、6:00-6:30がラウンジが新装されコーヒーコーナー(Pring’s)の公式オープン行事でした。

教育学部には数多くのリサーチグループがあり(約10個)、そのリサーチグループ毎にポスターボードコーナーがあり約1時間にわたりポスターを通した発表会となりました。

学生の皆さんもそうですが、私達もこのような発表の機会は以下の意味で重要です(1)期限までに何とかデータや考えをまとめようとする、(2)人前で発表するので適度なプレッシャーを感じながら頭の中でリハーサルをする、(3)ポスターセッションのように人と話をすることによって新たな発見がある。

トロント大学のMerrill Swain 博士が提唱したアウトプット仮説がありますが、まさにアウトプットすることによって自分の研究の欠陥に気づき、また仮説を試す機会となります。本日いろいろな人と話をする機会がありましたが、グローバルリンガフランカとしての英語をどのようにストラテジー研究に結びつけるのか、いいところまでは来ていると思うのですが、もう一歩考えを進めないといけないと自覚することができました。

同時にこの発表会を通して多くの人と話をして知り合う機会になりました。現在、4回生の卒論のなかで、Trigger(きっかけ)が外国語学習において大事ではないかと考えている人がいますが、その通りだと思います。ひとつのきっかけで世界が大きく広がり、気持ちが豊かになることがあります。

よく、Never miss an opportunity to be fabulous! と学生の方に言っていますが、本当ですね。正直、発表会の前は少しドキドキしていましたが、終わってみると晴れ晴れした気持ちになります。人生、少しドキドキする事の方がいいのかもしれません。

Never miss an opportunity to be fabulous!

(2018.10.10)

★今回の教訓:さあ、第二歩を!

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