SSK (SunnySide of Kyoto)(+03/369)A chopstick rest

My family held a welcome back party in a Japanese pub last night

A Japanese-style pub, called Izakaya, offers various kinds of good Japanese dishes. Above all, I found a chopstick rest, Hashioki, attractive and very specific to Japanese foods. People use a fork and knife at restaurants in European countries like the UK or France; they just need a napkin for them. In contrast, when using chopsticks, the top of them should not touch the table. To keep the head of the chopsticks clean, a chopstick rest is needed. When it is not offered, people make their own style of a chopstick rest by holding the cover of the chopsticks.

It was an enjoyable night.

(2019.3.31)

 

★One more thing:Attention is paid even to the minor part of the eating habits. That is not necessary, but guests would be more satisfied with the dishes.

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SSK (SunnySide of Kyoto)(+02/368)Thoughtful presents

After 368 days, I came back to my office at Imagedegawa, Kyoto-central campus of Doshisha Women’s College

There, I found warm welcome messages from Wakazemi-18th (i-Seminar) students. I did not think about anything and just opened the office door. A big surprise was waiting for me. In addition to the message on the whiteboard, they prepared a nice present of a cork board, where all the 17 members attached their short notes with their beautiful photo. That was a supreme present for me. I was so happy and delighted with these messages. Thank you to Wakazemi 18th members!

(2019.3.30)

 

★One more thing:Around the gate of the college, I met quite a few people including the (present) president of the college. They also welcomed me with a smile and kind words. On my way back, I walked through Kiyamachi street between Sanjo and Shijo street. Cherry blossoms seemed to be a full bloom. Though it was drizzling, cherry blossoms were beautiful shined by light.

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SSK (SunnySide of Kyoto)(+01/367)

I am back to Japan!

Finally, I arrived in KIX at 8:30 local time in Osaka. I came back to Japan after a one-year interval. Everything seems very small (including me). People are generally shorter, and even the luggage trail at Baggage Claim was narrower; airport assistants (mainly young ladies) tried to pick up the bags for the customers because many big ones derailed at the corner bend.

For the last one year, I wrote about what I thought or what I did in mainly Oxford, the UK in Japanese because what I write would annoy or make people angry there. This time, vice versa. With the limited time, although I am not quite sure how much I could continue to write, I would love to focus on what I have found interesting in Kyoto or Japan in English. As some of my friends suggest me, I should be a different person after spending one year in Oxford (AO: After Oxford). Then, I would focus on the good aspects of Japanese culture or behaviors of Japanese people. I would call this series “SunnySide of Kyoto” (SSK, in short).

I hope the readers of this blog will continue to read and support me. Thank you.

(2019.3.29)


★One more thing: Trains are punctual as usual. I took Haruka train from KIX to Kyoto, which was perfectly punctual.

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オックスフォード通信(番外編: 368)フランクフルト空港の難

自動小銃を構えた警察官に囲まれました

今回のフライトは、ロンドン→フランクフルト→関西空港、というルートです。少し心配だったのが荷物です。以前にも書かせて頂きましたが、行きと異なり帰りはロンドン→羽田直行便が予約できなかったため、ルフトハンザとANAの共同運行での帰国となります。

1年間外国に滞在するとさすがに荷物が多いです。船便4箱、航空便1箱をロンドンのヤマト運輸で先に送付しました(考えたつもりだったのですが、重量オーバーのため、結果的に船便5箱、航空便2箱になりました)。スーツケースは2つに、入らなかったものを段ボール1箱にいれ、その他機内持ち込み荷物2,デーパック2という態勢で帰ってきています。

ラッキーだったのはチェックイン(預け入れ)の荷物です。ルフトハンザでは預け入れは一人1つまで、重量は23kgとなっています。いろいろと工夫をしましたがどう考えてもスーツケースが重い。案の定、カウンターでは26kgの表示が(2つとも)。おまけに+1。係員の女性は荷物を組み替えたらとすすめますが(高いよう - - -と脅かされました)、組み替えようがありません。高くても払うからということで手続きをすすめ、支払いの段階で電話で確認したところ、スペシャル・チケットなので追加料金は不要とのこと。ラッキー。日頃のおこないがよかったのかと思いました。係員はあなたは何者?みたいなセレブを見るような目つきに。卒業生でANAで働いているAさん達が手を回してくれたのかとも思ったのですが、ANAとの共同運行(ルフトハンザにとっては)で、私のチケットはもともとANA発行ですので、ANAのルール(一人2つまで)が適応された模様です(でも重量オーバーが無料になったのはよく分かりません)。

すごく気をよくして、TAX Refundを忘れずに済ませ( £18税金が返ってきました)、セキュリティーチェックへ。このヒースロー空港のセキュリティーチェックでは、キャリーバッグの荷物が不信ということで、その場で全部をチェックされました(5分程度)。これは私自身はじめてのことだったのでムカッとしながら我慢していました。

さて問題は、問題のないはずの乗り継ぎのフランクフルト空港のセキュリティーチェックです。もともと乗り継ぎで国外に出ていないのでチェックがあることすら知りませんでした。機械に荷物を載せる前に「Any electricity?」と言われましたので、ラップトップをいつものようにトレーに載せて本人も機械のセンサーのところへ。この時点で他の空港と異なるセンサーに違和感を覚えました。映画「Total Recall」のような大きく、最新版という感じのセンサーです。何か、このセキュリティーチェックの「やる気」を感じてしまいました。

そして、トレーに載せたデーパックとキャリーバッグがいつまで経っても出てこない。次第に、モニターの所に係員だけでなく自動小銃を持った2名の警察官もあつまりモニターを見つめています。私の前の男性の荷物がひっかったのだと思っていました。遠目に、何か、電線を巻いたコイルのようなものが映っていましたので、私とは関係ないと思っていました。するとさらに警察官が集まり、一時全てのブースのベルトコンベアがとまりその場に緊張感が走りました。

この時点でも私は全く関係ないと思っていたのですが、当事者と思われていた(私に)2名の男性は、君達の荷物は他のベルトコンベアに載せたからということで別の所に。残ったのは、6-7名の警察官に囲まれた私だけ。えええ、私の荷物?

Any electricity?といわれて懐中電灯が入っているけれどと事前に言ったときにはいいよ、という返事でしたので何も電気関係は入っていないはずだったのですが、1年間の滞在で使った携帯型プリンタ、Apple TV、SSDハードティスク、それに大量のケーブル。ヒースロー空港では問題にならなかったのでいいと思っていたのですが、これらはElectricityに該当するということで問題になったようです。最後には警察の責任者風の男性が来て、なぜこんなに沢山のケーブルがあるのだ、など恐い顔で詰問されます。それまでにも名前、生年月日、パスポート情報(カバンの中)などいろいろと質問。多分、遠目にみたら本人以上に大変な状況だったのでしょうね。最終的には10名を越える警察官が厳しい顔をして私を取り囲んでいました。

特に問題になったのが、パナソニック製の携帯型ウオッシュレット。これは以前にも書いた(はず)ように他のすぐれものにその役割を奪われこの3ヶ月くらいはほとんど使っていなかったのですが、持って帰ろうとキャリーバッグに入れていました。訳の分からない棒状のものは疑惑を深めたようです。仕方が無いので、中の棒を伸ばし用途を説明する羽目に。半分くらいの警察官は理解したようですが残りは???という感じです。もともとトイレにウオッシュレットがない国でそのポータブル版など説明を聞いても分かるはずはありません。

今、ほっとしてビールを飲んでいますが、一時は帰国便に間に合わないのでは・・・と危惧しました。総計40分程度。最初は冗談?と思ったのですが、全編真剣なやり取りになってしまいました。
でも疑惑が晴れてよかったです。

(2019.3.28)


★今回の教訓:フランクフルト空港でelectricity?と言われたらひげ剃りも(これも問題になっていましたが、すぐに疑惑は晴れた)カメラもハードディスクも何もかも別トレーに出すこと。これから行かれる方はご注意を。

考えてみると、パリ駅のイギリス税関に続く尋問。これもまたいい経験と言えるか。

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オックスフォード通信(番外編: 367)インベントリー・チェック

イギリスのフラットの退出(チェックアウト)は独特です

入居も大変だったのですが、チェックアウトする場合にはいくつかの手順を踏まなければなりません。今回お世話になった、FindersKeepersからは1ヶ月前にTo-doリスト(週ごとに分けてある)が送られてきます。

その一例は以下のようなものです。

 

2-3 months before your tenancy ends

Confirm your final inventory check appointment time with your contact
Ask telephone/broadband/satellite suppliers to temporarily stop the service and give them your new address
Arrange for your mail to be forwarded by Royal Mail

1-2 months before your tenancy ends

Book your pre-checkout appointment with your contact
Book for your carpets to be professionally cleaned by a carpet cleaning company **hiring a carpet cleaner or doing this yourself is not acceptable**
Book cleaners: general; oven; upholstery; windows
Book gardeners
As appropriate:
Take down curtains for dry cleaning (if required) and get re-hung *get receipts*
Order oil/coal/wood to replace stocks as necessary
Arrange for septic tank to be emptied *get receipt*
Arrange for chimneys to be swept *get receipt*

1 week before your tenancy ends

Check through your inventory and put everything back in order
Replace damaged or broken items if possible
Replace blown light bulbs and extractor filters
Replace batteries as necessary for smoke alarms, doorbells, CO detectors and telephone handsets
Arrange access for your professional carpet cleaner *get receipt*
Ensure refuse has been collected and your bins are empty

As you leave

Leave heating on constant at 15° (between October and March)
Turn off immersion water and heating (between April and September)
Check that all windows and external doors are shut and locked wherever possible and internal keys are left on worktop in kitchen
Set alarm if applicable
Handover all keys, remote controls units and parking permits to Finders Keepers


特にこの中でもクリーニングが問題です。今回、1年間の居住で室内はもちろん土足ということはありませんでしたのでかなり綺麗だったのですが、この不動産業者(letting agency)の規定で(ひょっとしたらイギリス全体?)プロの清掃業者に依頼をしてカーペットのクリーニングをしてもらわなければなりません。最初は自分でしようかと思ったのですが、プロに依頼をして領収書をチェックアウトの際に提示しなければならないということで、自分ですることは断念して、あらかじめ送られてきたリストから1社選んで委託することにしました(結果的に転職してしまったのですが、FindersKeepersのSimonに良さそうな業者を教えてもらいました。そして来てくれた業者もSimonでした。Simonに縁があるようです)。

Indigoという業者名のSimonはどうも個人経営のようで、引っ越しの前日に一人でやってきてみっちり2時間半、カーペットのクリーニングをしてくれました。よくテレビショッピングで宣伝しているようなお湯を噴射してゴミを浮きだたせて吸い取る、それの巨大版のようなマシンを持ってきました。オックスフォードは3-4階建てくらいの建物が多いので、そのような建物にはリフト(エレベーター)がついていることはほぼないので、機械自体を持って上がるだけでも大変です(地上にマシンをおいておいて長いホースを伸ばすという手もあるそうです)。

性格の良さそうなSimonは30才、3人の子どもがいるそうで、オックスフォード郊外に住んでいるのが楽しいそうです。コツウォルズを回っていると言っている意味がよく分かります。どのような小さな町や村にもパブ、教会、スーパーマーケット、この3点セットは揃っているのであまり不自由しないとのことです。 £120ですから約18000円くらいの経費です。

そして、インベントリー・チェック。200項目にも渡るチェック項目表がありました。特に今回は家具付きのフラットだったため項目が多くなっていたようです。とてもとても細かくて、例えば、スプーンは4個あるか?ワイングラスは2つあるか?というチェック項目にチェックを入れていきます。まわりの皆さんからもこのインベントリー・チェックは厳しく大変だと聞いていたので2-3日前にはチェックをはじめました。実は入居の際にもチェックしているので「事前ー事後」というセットになっています。よく研究でも質問紙を利用しますが、30項目くらいを超えると集中力が切れてきます。段々面倒くさくなってきて、あまり考えずにチェックマークをいれてしまったりします。

そして当日。インベントリーチェックでは、スプーンが1本紛失、ワイングラスが1個破損、キッチンのシンク下のドアの取っ手が取れてしまっている、電球が切れているものが6-7個が問題というところでした。そして、前日になって、ベランダの窓枠が剥がれてしまっていることを発見。これは私の責任外のはずですが、どうやって話をしていこうか、考えあぐねていました。

インベントリーに訪れたのは若手女子社員のJさん。細かく見るけど気にしないで、と訳の分からないことを言いながら30分くらいかけて各部屋を見てゆきます。そして、協議。すると、最初から無かったはずのイスとか電気スタンドがないと。それはおかしいと、話をしていると、Jさん間違えて1年前のチェックリストを持参してしまっていました。形勢逆転ではないが、いい感じになってきました。しかも、こちらのチェックリストを見せろと言わないので、どこが問題だと私が思っているかJさんには分からない。自己評価をさせればそれを開示させることは重要です。話をしているとJさん、電球だけで他のドアのノブがないことやスプーンなどは見逃しているようでした。ベランダには出ようともしませんでしたの、窓枠の問題も見つけることができるはずはありません。しめしめ。ただ、General Cleaningといってバスルームなどの全般的な清掃は必要となるそうで(Simonは要らないと言っていたのですが)、電球とそのクリーニングのみでチェック終了。サインをして、後日、精算となりました。少し拍子抜けという感もあったのですが、無事終わってよかったです(FindersKeepersに連絡しないで下さい)。

ただ、このチェックがすごいと思ったのは家中のものを200項目以上に分けてリストアップしていること。しかもそれぞれを1-2行で端的に説明しているところです。これはもう執念とも思えるくらいです。

これからイギリスでフラットを借りる方のご参考になれば幸いです。

PS. 結果的にオックスフォードでアパートを探すなら、物件の近くにあるFindersKeepersが最適だと思います。対応は親切できめ細かく(例えば洗濯機が壊れたというと修理したり、最終的には新品を入れてくれた)、多くの物件を知っています。最初は分からなかったのですが、私が当初飛び込みで相談していた不動産業者は主として家の売買を専門としているところでした。


(2019.3.28)


★今回の教訓:万全の準備は重要。

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オックスフォード通信(最終回)旅の終わりは旅のはじまり

 

いよいよ本日早朝、イギリス・ヒースロー空港・ターミルナル2より出国することとなりました

この間、多大なご支援を賜った皆様に感謝申し上げます

まずこのような機会を与えて下さった同志社女子大学に、そしてVisiting Resarch Fellowとして招聘して頂いたオックスフォード大学R先生に、健康面のサポートを事前に入念にしてくださったS先生、F先生、私の代わりに多くの授業を担当してくださったI先生、A先生、N先生に、いつも温かくサポートして下さった英語英文学科の先生方に、事務的な面でサポートして下さった英語英文学科研究事務室の皆様に、またいわば同伴者としてこの1年、一緒に学んできたi-Seimnarの若ゼミ18期生に、そして自分のことのようにこのイギリス行きを応援して下さった若ゼミの歴代の卒業生の皆様に感謝申し上げます。私がオックスフォードに行くことによっていい刺激を受けた、と。嬉しかったです。

そして何よりもこの1年、長年勤めた仕事を断念し、一緒にイギリスに来てくれた妻に感謝します。日頃忙しくあまり話をすることが多くなかった分、毎日午後7時にはそろって一緒に夕食を食べ、いろいろな話をすることができたことは私の人生の大きな財産になったと思います。

また、オックスフォードでいろいろな場面で、まさに一期一会でしたが、出会いいろいろな話をしてくださった研究者、教授、大学院生、オックスフォード在住のイギリス人、日本人の皆様に感謝します。

考えてみると本当に多くの人の支えがあってこの1年を過ごすことができたと思っています。

不思議なことですが、オックスフォードにいて、自分自身の小学生の頃の事がふとしたときによく頭をよぎりました。昔の古い家、火事で焼けてしまう前の綾部小学校の風景。何かジグソーパズルを見るように頭にその風景が浮かび、次に新しいピースがでてきて風景が完成するという具合に。恐らくこれまでとは異なる脳の部位をこの1年間使ったので違う場所が刺激を受けたのかもしれません。

刺激というと、イギリスは丁度Brexitのついての議決が続いている真っ最中です。丁度この原稿を書いている最中に、441-105でBrexitを4/12か5/22まで延期することが決まりました。イギリスのような長い歴史を持つ国も激動の時期を迎えています。

私もこれまでとは「1mm」くらいですが、異なった発想で4月からの仕事に臨みたいと思っております。

あらためまして、この1年間「オックスフォード通信」をお読み頂いた皆様に感謝申し上げます。

この通信は一旦ここで休止符を打たせて頂き(時々、スピンオフ版も構想しております)、帰国後は、オックスフォードの視点から日本や大学、同志社女子大学、授業について書き綴ることを計画しております。

引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

 
若本夏美


(2019.3.28)


★今回の教訓:旅の終わりは旅のはじまり(「旅芸人の記録」1979、テオ・アンゲロプロス監督)。

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オックスフォード通信(365/00)さらばオックスフォード!

ひとは何を目指して生きるのでしょう

オックスフォードではいろいろなことについて考える機会がありました。もちろん、よく生きること、社会に貢献できるような生き方をすることは重要だと思います。でもそれ以上にその人が生きがいを感じたり、楽しいと感じたりすることが生きている中にあることが重要だと思います。

と、ここまで書いてこれもまた少し違うようにも思います。オックスフォードの中心街のコーンマーケットでほぼ一日中、ギターの弾き語りをしている方がいます。大抵ボブディランの風に吹かれて(Blowin’ in the wind)を歌っています。なかなかいい声で歌詞が心に響きます。

この歌声を聞いていると何かを目指して生きて行くことが間違っているのかもしれないと思えてきます。目標とか考えすぎると大切なものをその過程で見逃してしまうのかもしれません。

イギリスでは自分の意図と関係なく多様な生き方を目にしてきたように思います。そのような中で、強く感じるのは日本人は本当は幸せであるはずだということです。変な言い方ですが、現在の経済・社会状況を世界的にみると日本はかなり好条件の恵まれている環境にあると思います。なのに、なぜか、幸福感が漂ってこない。

それは目標を立てすぎたり、人と比較をし過ぎたりしていることもあると思いますが、何よりも、間違ったこと、それが多少であってもそこに目が行きすぎて、多少の反対のよくできていることに目が向いていない事だと思います。ひと言でいうと、日本のいいところ、同僚のいいところ、友だちのいいところ、学生のいいところ、子どものいいところ、親のいいところを見ようとしてないところに問題があるのではないかと思うようになりました。

特にテレビの影響は甚大です。ゴシップ的な内容はイギリスではほぼ取り扱われることがありません。それを得意とする新聞をのぞけば新聞でもテレビでもゴシップネタは目にすることはありません。ゴシップとは極論すればスタンダードからの逸脱だと思います。日本はその逸脱の幅が極端に狭いようにも思います。それが窮屈に思ってしまう原因なのかもしれません。

よくグローバル社会とかグローバル化と言われますが、世界と比較して日本の優れたところをもっと互いに認め合い、そこに自信をもつことこそがそのひとつの方法ではないかと思います。

いよいよ本日、オックスフォードを離れます。Before Oxford (BO) とは異なる視点をもってAfter Oxford (AO) の日々を過ごしてみたいと思っています。

このブログもオックスフォード通信 1号からこの365号まで何とか続けることができました(未アップロードが少しありますが)。これも皆様の温かいご声援のおかげと感謝しております。このブログを書きながら自分で発見することも多くありました。特に、ブログを書くことよって、1日1日を大切に過ごすことができたように思います。これをひと区切りとして更なる発展の道を探ってみたいと思います。引き続きご支援賜りますようどうぞよろしくお願い申し上げます。


(2019.3.27)


★今回の教訓:あらためてイギリスは奥深い国だと思う。と同時に英語も面白い研究分野であると改めて実感。

 

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