オックスフォード通信(344/21)小切手をもらったら・・・

古くて新しいのがチェック(小切手)です

愛車を廃車にしました。スクラップ(scrapともdismantleとも言います)として車を売ることが出来ます。インターネットで探すといくつかの業者があり、一昨日のNISSANの後、すぐにその手続きに入りました。話は結構早く、インターネットで申し込むと見積もりが出て、翌日確認の電話があり、本日朝ピックアップの時間を電話で確認、午後車のcollectionに来てもらうという手順です。

日本円で2万円くらいで売ることが出来ました。MOTで8000円くらいかかりましたので差し引き1万円の+となります。半年とはいえ、あちらこちらにドライブを楽しませてくれた今となっては愛車ですので少し名残が惜しい気持ちです(忘れ物はないはずだったのですが、キーチェーンを付けたままにしてしまいっていました!)。

さて、午後に大型のキャリアカーでピックアップに来てくれたのですが、代金はキャッシュではなくてチェックで受け取りました。チェックを見るのは実に18年ぶり、カナダ生活以来です。早速現金化するため、Cornmarketにあるバークレー銀行に赴きました(小切手の発行先がバークレーだったので)。ところが、queue に並んで順番が来て、I’d like to cash the checkというとATMカードを出せというのですね。バークレーでは昔一悶着ありましたのでもちろん口座がありません。すると、口座のある銀行に行けと言われてしまいました。

昔は小切手をその場で現金にしてくれたのですが(endorseといって裏書きをすることでOKでした)現在では現金ではなくて口座に払い込む形になっているようです。H銀行に行くと口座開設のお手伝いをしてくれたclerkがまたまた親切に作業をしてくれました。必要事項を記入して(これははじめてでは分からない)ATMのカードに通すだけ。3日ほどで払い込まれるそうです。時代は進化しています。

ついでに銀行の届け出住所を日本に変更したい旨を伝えると快く変更に応じてくれました。ところが、作業を変わった若い男性社員が私の日本の住所を入力してサインするように求められたプリントアウト書類をみてビックリ。国がJAPANではなくてJAMAICAなっています。以前、銀行口座を開設した際にPINコードは来たものの、結局ATMカードがフラットに送付されなかった理由が分かったような気になりました。

きっと UNITED KINGDOM のかわりにUKRAINE あたりになっていたのではないかとにらんでいます。

車の保険も解約して自動車についての手続きは一応終了。鍵につけぱなしにしてしまったキーチェーン(アビーロードスタジオで購入した!)もスクラップ会社に電話をすると回収の運転手に連絡をしてくれたようで先ほど電話があり、明日郵送してくれるとのこと。イギリスはこのようなシステムは日本同様きちんとしています。

PS. 廃車手続きをMOTに送付する郵便もCo-opのPOST OFFICE(スーパーに郵便局が併殺というか合体しています)から出そうとすると、店員さんが宛名を見つけて、配達証明書付にした方がいいとアドバイスをしてくれました。日本と同じようなサポートがあるのがイギリスですね。


(2019.3.6)


★今回の教訓:チェック(小切手)はまだまだ商用で利用されているけれど、使い方は進化しているようだ。

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