オックスフォード通信(313/52)Tea

 

イギリスに来てから外ではコーヒーではなくティーを注文する事が多くなっています

日曜日、仕事の合間に、CotswoldsのBurfordまで昼食を兼ねたアフタヌーンティーをしようとでかけました。2日前の雪がまだ残っていてA40(ハイウエイ)の片側車線や側道にはまだ雪が残っています。このような状況でも、相変わらず私以外の車は時速120キロ以上で飛ばしていきます。

Burfordはお気に入りのコツウォルズです。もう5回目くらいになるでしょうか。まず、近い。Door-to-doorで30分で到着です。次に街並みが何度見ても飽きないくらい綺麗。坂道に家々が並んでいるので、到着する際、坂の上から街並みを見下ろすことになります。恐らく100年前と変わらぬ風景だと思います。そして、Huffkinsの本店がある。ここのスコーンはイギリスに来てはじめて美味しいと思ったものです。

この日はHuffkinsのドアを開けると満席。でも窓側の席がすぐに空くとのことで、すぐに通してもらいました。通りを眺めながら、Huffkinsでは2番目に軽い(2段)アフタヌーンティーを注文。問題はティーの種類。前回はアッサム、前々回はアールグレイ。今回は、少し変わったところで、Girlie Greyをお願いしました。これはレモンなどいろいろなフレイバーがミックスしてあるのですが、味は少し甘さと酸っぱさが入り交じったものです。写真のようなポットに入れて出してくれますので(今回はお願いしませんでしたがお代わりのお湯も無料で頂けます)優に4杯は頂くことができます。最初はストレートで、2回目はミルクを入れて(ミルクを先に入れてからティーの順が正統らしい)、3回目はシロップを入れて(あまり甘くないので結果的に沢山いれることに)、4回目はもう一度ストレートに戻って、などいろいろと楽しむことができます。

頂きながら、毎回思うのですが、水のせいでしょうか、コーヒーよりも断然ティーの方がイギリスでは美味しいのです。もし、私がこれからイギリス文化を研究するとしたら「なぜイギリスではコーヒーよりもティーの文化が発展したのか」をテーマにしたいくらいです(もう解明されているのかも)。

ここでティーを頂くと頭もスッキリして、また仕事がはかどります。日も長くなってきました。午後5時くらいまでは明るいです。そろそろ春の声が聞こえてきそうです。

(2019.2.3)

 

★今回の教訓:日本では滅多に見ないが、アメリカのGoundhog dayの伝統行事をニュースでしていた。日本の節分など、この立春前後には世界中に興味深い伝統行事がある。

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