オックスフォード通信(184)Coffee Morning

久しぶりに学部のコーヒーモーニングに参加してきました

10月からこちらの新学期もスタートするという事もありこの朝の行事も復活という感じです。教員、事務職員、大学院生(ポストドクター)など多様な人達が参加していました (10:30-11:00頃まで)。ほんの30分ですがいろいろな情報交換ができます。コーヒーと紅茶がセルフサービスになっています(正直それほどおいしくありません)。

4月のCoffee Morningで出会ったSさんに久しぶりに再会し(名前何だったっけ?から始まりました)、その横にいたSさん(大学院ポストドク)、また後から会話に加わった Cさんと主に話をしていました。

Sさんは学部がオックスフォード出身ということもあり(大学院はシェフィールド)、オックスフォード独特の Tutorial システムについて話が盛り上がりました。Tutorial とは一人の先生に2−3名の学生がセットになって週1回ペースで指定読書についてのディスカッションやレポートを提出したりそれについて論文の書き方などを個人(グループ)教授という形で指導されるというものです。やはり、先生の個人差はあるようで、レポートを出しても「いいんじゃない」くらいのフィードバックしかしてくれない先生もいるようです。でも一応に学生はこのシステムを気に入っているようです。その一方で講義タイプの授業はあまりでなくていいようです。単位はどうなっているのかな?(また次の機会に聞いてみたいと思います)

この学期は1−2個の授業を聴講してみたいと思っているのでその話をしていると、北米では聴講は audit という言葉で表現されるはずですが、Sさんはその言葉を聞くと、何かをチェックしているようなことに聞こえると言っていました。ではイギリス英語では何というの?という話になったのですが、Sheena も含めて一語ではないのではないか、という返答でした。確かに辞書をみると、検査するとか監査するという意味がでてきます。すると、イギリスでは、May I participate in you course without any obligations or grades? と言わないといけないそうです。

今回の在外研究の目的の一つに(たくさんあるのですが)オックスフォード大学の授業の様子を探ることがありますので、お邪魔にならない程度に参加させていただこうと思っています。

PS. スケジュールを聞きに事務室に行ったついでに、IDなどを首から下げる紐(イギリスではlanyard と言います)をくれないかと言ったのですが、残念ながらよくあるオックスフォード大学の名前がの入ったものは学部では持っていないそうです(その予算がないと言っておられました)。

(2018.9.27)

★今回の教訓:30分くらいのCoffee Morningがいいのかもしれない。長過ぎず短過ぎず。帰国したら同志社女子大学でもやりませんかと提案してみようと思うが、みんなのってくるかな。案外、学科でするといいかもしれない。毎月第一水曜日は4回生、第二水曜は3回生というように学年を分けてやってみてもいいかもしれない。

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