オックスフォード通信(68)London Bridge terror attack

日本ではあまり報道されていないと思いますが本日はロンドンブリッジテロから1年の追悼行事が行われていました。1週間前にはマンチェスターのコンサートでのテロの追悼行事でした。

BBCクラッシックは日曜日ですが重々しい曲ばかりかけていました。いつまでこのようなテロが繰り広げられるのでしょう。亡くなった人達は追悼行事を行っても返ってくることはありません。でも追悼行事をTVで見ていて生きることの意味を再確認できることがあります。

日本とイギリスでの追悼の仕方は少し異なるように思います。本日の追悼は1分間の黙祷といった日本と同様の形式でしたがマンチェスターは2時間のコンサート。しかも午後9時でお開きですよ、というカラッととしたもののように思いました。多くの若い世代が驚くほど参加していたのも印象的です。

どちらがいいのでしょう。でも不当な事象で命を亡くしてしまった人達を心から悼むことはなくしてはいけないと思います。

日本でもテロではありませんが、JR福知山線脱線事故でなくなった特に大学生を忘れることはできません。

ある新聞記事に命を大切にするとは、毎日を精一杯生きることだ、というものがありました。オックスフォードという素晴らしいアカデミックな世界にて、時間とチャンスを大切にしたいと、改めて思いました。

同時に、日本で暮らすみなさんにも同じメッセージを送りたいと思います。日本は文化的にも歴史的にも素晴らしい環境にあります。でも一人一人が少し考え方を変えるだけで日本はもっといい社会になると思います。

青いよ、といわれそうなことを今日の日曜日論文の改定作業をしながら考えていました。

Never miss an opportunity to be fabulous!

(2018.6.3)

★今回の教訓:ひとりひとりの生きがいを広げることはそれほど難しいことではないかもしれない。Johen Lennonのように限界を設けないで想像すれば。

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