オックスフォード通信(43)Coffee Morning

毎週水曜日10:30-11:00はCoffee Morningと称するリフレッシュタイムが設定されています。

これは教育学部に関わる全教員、職員、大学院生、研究者(私はここの部類にはいります)が自由にラウンジでコーヒーが飲めるサービスです。これまで4回参加していますが毎回参加者の半分くらいが新しく(残りの半分は固定客)新しい友人にあうことができます。本日は最初は香港と北京からの博士課程院生の3名、後半はドイツ出身で中学生からイギリスに住んでいるHさんとインド出身のSさんといろいろな話をしていました。

このCoffee Morningでは名前をなるべく覚えようとしているのですが、聞いただけではとても覚えられないので、”I am not good at remembering people’s names” と断ってポストイットに名前を書いてもらっています。

ポストイットは日本にいるときから多用してきたのですが、メモがそのままでどこかにいってしまいうことが多くありました。妻曰く、ノートに貼ったらいいじゃないの(有り難いアドバイスです)に従い、例のモレスキンのノートに貼り付けています。ノートを多少多く使ってしまうのですが、いざという時にそのページをさっと見ることができるので便利です。

日本のK大学でも感じたことですが、オックスフォードの院生は誰とでもすぐに打ち解けて話ができる高いコミュニケーション能力を持っているように思います。少し話をすることで自分の研究で踏ん切りがつかなかったことに、えい!と思い切れるなどいい効果があります。このCoffee Morning(といっても週に1回だけですけど)は日本に帰ったら真っ先に英語英文学科に提案してみたいと思っています。

Sさんは修士課程はシンガポールだったそうですが、その時の指導教官は日本人の先生だったそうです。ただ日本人の名前も外国人には覚えにくいようで、SKと読んでいたそうです。Sは斉藤なんだけど、Kは何のKかわからなかったとおっしゃっていました。

オックスフォードは昨日までは観測史上最も暑い(関係ないですが20年前にトロントに住んでいた際にも観測史上最暑でした)と言われていましたが本日は爽やかな風が吹いています。研究にも本腰を入れたいと思います。日本で頑張っている卒業生や若ゼミ18期生の姿が励みになります。(2018.5.9)

★今回の教訓:コーヒーモーニングのようなちょっとした仕掛けは大切。A little difference makes a big difference が示す通り

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