オックスフォード通信(24)Thank you!

拠点の教育学部(Department of Education)まではフラットのあるサマータウンから徒歩でもdoor-to-doorで丁度20分のほどよい距離にあるのですが、バスに乗ることもあります。昨日はシティーセンター(ダウンタウンとは言わないようです、またCity Centreとreの表記になります、イギリス英語の特徴についてはまたの機会に書きたいと思います)に用事があったので、3回以上バスに乗りそうな時にはバスの一日券(Day Pass)を買います。このDay Passが合理的だとおもうのは日で換算するのではなく、24時間で換算するところです。例えば、昨日は13:29にバスに乗ってバスの中で買いましたので、本日の13:29まで有効ということになります(以前、Port Medow に行ったときには1分違いでアウトになりそうでしたが、運転手に交渉してOKにしてもらいました。温情に感謝!)。今日は往復乗りましたので(ほんの5分くらいですが、楽です。でももうすぐ自転車を買おうと思っています)、£4.20で4回乗った換算になります(半額くらいですね)。

バスのこちらならではの流儀にいろいろ気づきます。一つはバス停で待っていて乗ろうと思っているバスが来たら手を横に出して、「乗るよ」という意思表示をすることです。これをしないと通り過ぎ去られます。もう一つ。0%くらいのの乗客が降りる際に6運転手さんに “Thank you!” ということです。

これはいい習慣だなあと思います。日本でも言う人はいますが、それは京都市バスであれば老齢優待パスを持っているご老人など立場上有り難いと思われる場合に多いように思います。Thank you! というと運転手さんもThank you! などと返答しています。

ほんの少しのことですが、コミュニティをすがすがしい場にするいい習慣だと思います。日本でもすぐにマネすることが出来ますね。そして不思議ににこやかな人、心に余裕のある人ほどそのように口にだしているようです。逆かもしれません。何事にもThank you! といえるからこそハッピーになれるのかもしれませんね。

さて、私はバスにのると子どもと一緒で2階建ての一番前に陣取ります。日本ではみることのできない光景が目の前に広がります。(2018.4.20)

★今回の教訓:感謝の気持ちはどこの国でも言葉に出していうといいものだ。2語で半径30cmがハッピーになれる。

© Wakazemi 1-20