オックスフォード通信(9)トイレ事情

オックスフォードで唯一、うーんと思っているのがトイレです。水洗で清潔なんですが、日本では当たり前のウオッシュレットがどこにも付いていません。これはイギリス人だからトイレで紙はそれほど必要にならないほど、すばらしいキレであるとは思えず(すいません)、みんな困っていると思うのです。カナダでは大抵の場合トイレはWashrooms と表記してあって日本のお手洗いそのままで合理的とおもっていたのですが、オックスフォードではすべてToiletsと表記してあります(映画館のCruzonのみWashroomsと表記してありました、またこちらではそのToiletsの数が少ない、よくみんなもっていると思います)。以前、Toiletsという映画荻上直子監督、2010年、同僚のJ. Carpenter教授に教えてもらった)でもたいまさこ演ずる日本人のおばあさんがカナダのトイレでため息をつくというシーンを思い出しました。日々の生活でかなり重要なウエイトを占めるトイレについて最先端という感じのするこのオックスフォードでなぜ旧態依然なのか?マークが10個くらい付いてしまいます。(2018.4.5)

★今回の教訓:私がTOTOINAXPanasonicに就職をしたら真っ先にヨーロッパ市場にウオッシュレットを売り込みに行くだろう。Wifi以上に爆発的に売れると思います。いかが?

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